今回は鹿児島市の南国殖産（株）不動産事業部の西しょうぶだに台のA棟とＣ棟の気密測定にお伺い致しました。Ａ棟は、松尾設計室（兵庫県西明石）のＭＳＤＧ規格キットモデルで、屋根断熱：吹付ウレタンフォーム、壁：フェノールフォーム、基礎断熱、窓はYKK AP製APW４３０（樹脂サッシ＋トリプルガラス）の仕様です。Ｃ棟は、南国殖産様のオリジナル仕様で、屋根断熱：高性能グラス―ル、壁：フェノールフォーム、床断熱＋構造用合板、窓はＡ棟と同様です。まずはＡ棟は完成時の測定で、Ｃ値＝０．４と素晴らしい結果でした。Ｃ棟は下地（石膏ボード施工後）の測定で初回結果はＣ値＝１．１とあまり良くない為、直ぐに修正作業開始。ほとんどの換気ダクトがまだ接続されていない為、石膏ボードとの隙間から漏気がかなりあったので、確実にコーキング等の処理を大工さんに依頼し、応急で目張り実施。Ｃ値＝０．５まで改善されました。
担当の大工さんが設備工事部の気密処理も確実に処理されている為、初めての気密測定でも施工不良からの大きな漏気は無く、２棟とも素晴らしい結果になったと思われます。まだまだ伸び白は多いと感じました。立ち合いの関係者様の皆様、猛暑の中、本当にお疲れ様でした。