鹿児島気密測定の常連のＬIFE＆D様は、以前は断熱は吹付ウレタンが主流でしたが、環境配慮を考慮して、自然素材やリサイクル断熱材に変更しました。屋根はセルローズファイバー＋可変調湿気密シート、壁はグラスウール＋可変調湿気密シート＋外付加断熱、基礎断熱。特に今回のＮ様邸は当社が推奨している、壁の気密シートと石膏ボードの間に３㎝程度の設備胴縁（配線の施工が気密シートを破かずに後から出来、リフォーム時も気密性能を保てる工法）を採用した現場で丁寧な気密施工でした。気になったのは屋根が断熱及び気密施工前で屋根野字合板で気密を取っているのですが、壁との取り合い部が全て断熱材むき出しで確実な気密が取れない状態でした。測定結果はＣ値０．２（０．１７）、総相当隙間面積１９㎠（約４．４㎝角の隙間しか無い）と素晴らしい結果なのですが、かなり細かく施工を実施した結果に満足行かない模様で再検査の依頼。快適省エネ長持ち住宅工務店の更なるチャレンジは続きます。