「ヒートブリッジ」ってどんな意味でしょう?建築用語では良く耳にする用語ですが、日本語では「熱橋」と言います。また、コールドブリッジ、サーマルブリッジと呼ぶ事もあります。建築資材にはそれぞれの素材や性質により、熱伝導率(熱を伝えやすいか難いかの性能)が違います。
熱が伝えやすいと言う事は熱が入りやすく逃げやすくなります。熱伝導率を元に厚みを加味したのが断熱性能(R値)です。構造(柱や梁等)や窓の周りや構造を貫通する耐震金具等の構造や違う種類の建築材料が交わる建物の至る所に「熱橋」は発生しやすいものです。「熱橋」は建物の断熱性能を減衰させ、「熱橋」部分に温度差による内部結露を発生させ構造劣化を起こします。例えば床断熱の場合は大引きが「熱橋」となります。木材の断熱性能が大引き間の断熱材の性能より劣る為、床下の温度が大引き(木材部分)を通して床材(フロアー)に伝わる為、断熱性能が落ちる事になります。壁も一緒で充填断熱の場合、柱が「熱橋」になります。当然、各部の僅かな隙間(断熱欠損等)も全て「熱橋」になります。いかにこの「熱橋」を減らすかが快適で長持ちする建物の1つの条件となるのは言うまでもありません。
ヒートブリッジって何?
床断熱では大引きが熱橋となる。
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