福岡市内の築３０年以上（詳細は未確認）のＲＣ造（床面積230㎡）リフォームの断熱・気密のコンサル現場でヒートブリッジ検査と気密性能検査を実施しました。ご施主様の予算の都合上、内断熱（吹付ウレタン：天井３００㎜、壁：高性能タイプ８０㎜）及び１階はエクセルシャノン（樹脂サッシ３層窓）２階は現状の単板アルミサッシの内側にＹＫＫ　ＡＰ製樹脂サッシ２層ガラスを設置予定（現状はまだ既存状態）。当日は、セラミックヒーター２台のみで室内を１５℃前後に温めて、外気温が最低になる深夜にサーモカメラで各部位を撮影して熱橋確認。外皮部分はほぼ熱橋は無し。残念ながら梁部分は折り返し断熱対策はしたのですが、断熱内断熱の為、外部からの冷気を遮断出来ず部分熱橋が確認されました。対策はご施主様が検討中。
それでも少し上着は必要でしたが、熱源が少ないわりに、外気が５℃で室内は１２～１５℃に保って快適でした。２内窓が設置されれば一層快適になると思われます。
（その②：気密性能検査に続く）