鹿児島県霧島市のN工務店のモデルハウス2棟の気密測定(2024.01.05)

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鹿児島県霧島市のN工務店モデルハウス2棟の気密測定(2024.01.05)

2024年初仕事は、鹿児島県の霧島市のN工務店のモデルハウス2棟の気密測定尾にお伺いしました。1棟は少し前に竣工済みでもう1棟は現在石膏ボード施工済みの現場でした。後記物件から測定開始し、C値は0.3と通常施工時としてはかなり良い結果でした。現場の公務担当者に聞き取りしたところ、床合板施工時に柱回りはコーキング処理を標準とされており、床下からの漏気が少なく、屋根及び壁の断熱は吹付発泡ウレタンの為、施工時の気密は問題ないのが良い結果の要因と思いました。次に少し前に竣工した物件の測定結果はC値=0.8と少し悪い結果でした。要因としては、ウレタン断熱工事後に開けたユニットバスの換気ダクト回りの処理忘れでした。通常は貫通部施工後にウレタン断熱施工の順序ですが、施工業者の予定でタイミングが逆になった事でした。ちょっとした事が性能に大きく影響する為、やはり現場管理は性能キープの最重要点だと再確認させられました。それでも、通常施工レベルでC値0.5以下の性能は素晴らしく、もう少し頑張った施工をすれば0.1レベルに出来る楽しみも感じた工務店様でした。現場関係者様大変お疲れ様でした。
最初測定の現場外観
測定器設置(掃き出し窓に全面目張り)
2棟目の既存モデル外観
測定器設置(掃き出し窓半面に目張り)
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