窓の性能について

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窓の性能について

外皮面積の12~15%を占める「窓」と「ドア」(総じて開口部と呼ぶ)は快適な建物づくりには重要です。特にに「窓」は大きく分けて「ガラス」、「フレーム」(窓枠)、「スペーサー」(ガラス間の周りの隙間を保つパッキン)で構成されます。ガラスは1層~3層(4層もあり)と層が増す程に断熱性能が上がります。更にフレームは、アルミ・樹脂・木製と後者程断熱性能が良いです。注意すべきはスペーサーでステンレス製と樹脂製があります。せっかく性能の良い枠や窓を採用しても、スペーサーをステンレス製を使っている場合にはスペーサー部分に結露が発生します。また、2層以上のガラスのLow-E(熱の伝わりを抑える)コーティングは、外側の窓内に使うと「遮熱」効果が得られ、内側の窓外に使うと「断熱」効果が得られます。2つの使い分けによっても室内の温熱環境は大きく変化します。一般には全方角の窓に遮熱型Low-Eを採用する場合が多いのですが、南面には冬期の日射取得(太陽熱の取入れ)及び断熱(室内の熱を逃がさない)為に断熱型Low-Eを採用します。(*立地条件により、双方Low-Eをあえて採用しない場合もあり)但し、夏期の遮熱を必ず考慮して、軒先を伸ばしたり、外付けのブラインドの採用は不可欠です。
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